Dans le moment où le feu dévorait le végétal transfiguré en lumière,
Madame Okawa a choisi d’interrompre la combustion. Désormais, la forme préservée de la plante,parée sous la lampe de reflets scintillants, est accessible aux rêves.
Gabriel Bergounioux
(linguiste, professeur des universités à Orléans)
光に変貌した草木を火が飲み込もうとした瞬間に,大川春雪氏は燃焼の中断を決めた。
それ以降,保存された植物の形は,灯の下にきらめく照り返しで飾られ,夢へと誘う。
ガブリエル・ベルグニュ
(言語学者,オルレアン大学教授)
ギャラリー
炭をいける® RE-CREATION
燃えさかる山火事の炎の刺激を受けると種子を飛ばす植物
ーバンクシアー
その種子は山火事が鎮火して競争相手が
燃え尽きた後
新芽を出すという
ある日偶然みつけたこの植物を見ると焦げていたことから
私は炭をいけるようになりました
いけばなとして生けた植物を廃棄せず炭化して
モノクロームの世界を再創造しています

















炭をいける®︎天衣無縫シリーズ
上質な絹糸に向かない繭から引いた自作真綿と炭化植物による シリーズです
かつて製糸場を営んでいた家に生まれた私のルーツと
現在の制作が一致したシリーズです
プレゼント
世界に一つのオーダーメイドのプレゼント
オーダーはお問い合わせよりお願い致します








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プロフィール

大川 春雪
(おおかわ しゅんせつ)
子供の頃に見た、いけばなをする祖母の美しい姿がずっと心のなかにあり、いけばなを始めました。
勅使河原宏家元の「自分の素材を探しなさい」という言葉を心に置き、研鑽に励むうち、オーストラリアに自生するバンクシアと出会いました。
自然の神秘を感じさせるこの植物が焦げていたことから、それまで植物の世界にはないと思っていた有機的な黒に出会い「炭」をいけるようになりました。
植物の声に耳をすまし、活かしていく過程は、生の植物も炭化植物も同じで、植物と人との共演だと感じています。
やがて、自分がいけばなとしていけた花材を廃棄せず炭化させ、全く別の表情を現した炭化植物を素材としてRE-CREATIONし、独自の世界を追求しています。
炭をいける®︎制作者 草月流師範会理事